男の子って、なにでできてる？
女の子って、なにでできてると、思う？

そして

貴方の中は、なにが詰まってるの？

若くてブサイクじゃないからって
年増をひっかけられると思ったら
大間違い、なのよ

つまらない会話につきあうくらいだったら
若くてかわいいバカな女の子と
じゃれていたいの、わたしは

貴方より、コトバの使い方については
先に実践してきてるんだから
本気なら、もっと戦略、立てないと

誰が相手だとしても、弾倉には
いつだって、予備のコトバを
充填してかからないと、ね

アスパラガスについて
はじめて聞いた
可食部についての新事実、とは

カチンカチンに固いシンプルなビートに併せてぴょんぴょん飛んでばかり居ると脊柱が詰まって数年で体がダメになるよ。女の子達をよく見てごらん。骨盤が8の字に旋回し、体重を横に流しているだろう。あれは骨盤に良い。即ち精神的に良い。性欲がきちんと昂進し、あらゆる欲がそれに従うのである。教えてあげよう性欲というのはね、いきなりキター！りしないもんなんだよ。鍋でぐつぐつ煮る様にしてね、ゆっくりと限界までやってくるんだ。それは精霊が自分の中に入って来た事を意味する。踊りの悪魔サンドゥンギータのことだ。守護神エレグアのことだ。

スイングする旋回運動の美しい事。精通前の子供がサルサ踊ったら気持ち悪いでしょう。子供に音楽を聴かせればわかる。彼等はぴょんぴょん飛び跳ねるのである。まだ体が出来上がってないので、ドスンと落ちても充実感で気持ち良いばかりなのである。腰が旋回するというのはね。セックスがちゃんと出来るようになってしまった。という事なのだよ。つまりね、地獄を知ったということなのだよ。人生という素晴らしい地獄をね。ここ帝都東京代官山にコカインと拳銃はありません。ここがある時期のニューヨークであれば、ワタシは盛大にぶっ放していたでしょう。歌舞伎町にはそれがあるのです。ドキューンってのが振り付けじゃないのである。実弾なのである。素晴らしいスインゴサンド（「スイング中」の意）。素晴らしいあらゆる欲望。押さえつけ続けられる、星の数ほどの衝動。

*Texte par Kikuchi Naruyoshi
http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=060711011628

なんかひさびさに
眉を整えたりして

やっぱりあるんでしょうか、厄年効果って（効果？）。
でも、わたし仏教徒とかじゃ、ないんだけどなあ。

あたらしいPCの設定をしに
雨のなか、Hがやってきて

いろいろ見せてもらって
ひさびさにヲタ心を刺激され

げらげら笑ってるうちに
昼間の憂鬱はお天気と裏腹に

友だちは、ありがたいものです

久しぶりに会った人に、「たいへんでしたね」、と、言われて、『うん、でも、別れたけど、もう、おつきあいしてる人はいるのよ』、と言ったら

「早ッ！　なんですか、あなたとつきあうには順番待ちリストでもあるんですか？」

と、小さな落胆と、大きな呆れを隠さずに、言われてしまいました。
嗚呼、ブルータス、お前もか…　

菊地成孔 CD イーストワークスエンタテインメント 2004/04/07 ￥3，000

カヒミ・カリィのナレーションによるデギュスタシオン・コース開始の挨拶
アルト・サックス、ウッド・ベース、ドラムス、ハープによる無調クールジャズ風
アルト・サックス、ウッド・ベース、ドラムス、ハープによる無調クールジャズ風
複数のブレイク・ビーツと電子オルガンによるヒップ・ホップ風。ソプラノ・サックス添え
電化されたウッド・ベースとテナー・サックスにSEを添えて
プリペアード・アコースティック・ギターとアルト・サックスによる無調ヴォサ・ノヴァ、ストリングス・クラウス・オガーマン・ソース
エリザベス・テーラー（カルテット）
エリザベス・テーラー（トリオ）
時間について（映画「10ミニッツ・オールダー」より。ルセットを変えて）
ッドベースをフューチュアしたストリングス・ダブル・カルテットによるトーン・クラスター、中南米文学風
カヒミ・カリィの歌唱による「色彩のサンバ」
菊地成孔クインテット・ライブ・ダブのステージ実況（新宿ピットイン）による「ユー・ドント・ノー・ホワット・ラヴ・イズ」
フリージャズを効かせたジャズロック風。スパンクハッピーのスキャット乗せ。岩澤瞳のタイトル・コール添え
人工ヴィブラフォンとドラムセットによる硬い鉱水
ダブル・ストリングス・カルテットとテナー・サックスによる Fマイナーのブルーズ・トーン・クラスター仕上げ
ハン・トンヒョンのナレーションによる朝鮮風赤ワイン
蘭　（映画「10ミニッツ・オールダー」より。ルセットを変えて）
宝石　（映画「10ミニッツ・オールダー」より。ルセットを変えて）
ピアノトリオに9人のブラス・セクションを乗せた無調チャールズ・ミンガス風
ピアノ、ウッドベース、ドラムス、トランペット、フルート、フレンチ・ホルン、チューバ、テナー・サックス、トロンボーンによるチャールズ・ミンガス風「カズコ・マツオ」
チューバ、セレスタ、ギブソン・セミアコースティック・ギターによる「ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング」を一切れ
パイオニア CD-Jの操作によるピアノ・ソロ、 UAのタイトルコール添え
菊地成孔の歌唱による「ザ・クリスマス・ソング」
キューバ産テナー・サックスと二つのブレイク・ビーツによるロティ・ハバナ葉巻風味
キューバ産テナー・サックスと複数のブレイク・ビーツとパーカッションにハイハットを効かせたロティ DCPRG風
エレクトロニクスとソプラノ・サックスによる5拍子と4拍子のマーブル。重低音を効かせて
プリペアード・アコースティック・ギターとアルト・サックスによるインプロヴィゼーション、ストリングス・中世アメリカソース
ジャンプカットしたソプラノ・サックス・ソロ、大森百恵のタイトルコール添え
エレクトロニクスとドラム、テナー・サックスによる軽快な教育番組風
フェンダー・ローズとサンプリング・タブラによるステレオ聴覚テスト風
菊地成孔クインテット・ライブ・ダブのステージ実況（新宿ピットイン）による「エリザベス・テーラー」
キューバ産アルトサックスとパーカッション、フェンダー・ローズによるカリブ ~ 現代音楽風
人工ヴィブラフォンとドラムソロによるエスプレッソ・ダークラムを一滴
エリザベス・テーラー4（南博 GO THERE!）
エリザベス・テーラー3（南博 GO THERE!）
菊地成孔の歌唱による「コルコヴァード」フェード・イン＆アウト仕立て
UAの歌唱による「マネージャングルのジャンヌ・ダルク」
菊地成孔クインテット・ライブ・ダブのデビューステージ（六本木 STB139 スイートベイジル）に於けるアナウンス＆アプローズ
菊地成孔クインテット・ライブ・ダブによる「イズファハン」
大和田俊之のアナウンスによるデギュスタシオン・コース終了の挨拶
菊地成孔の歌唱による「ラス・メイヤー、聞いてくれ」

女性服が好きなあまりに
女の子になりたくなったのか

女の子になったときのシュミレーションで
お洋服全般にくわしいのか

そういう男の子と坂を上ったり下ったり
汗ばみながらも、あの、お互いの心のそこに
今でも、これからも、凝っている

あのこと

なかなか、言い出せずにいた

電車のなかで、彼が、口火を切った

男の子の好みとして、小柄、というか、自分と同じくらいの身長のひとが好き、と、いうのは、なぜなのか。

だいたい理由は自分で、わかっては、います。男っぽい、マッチョな外見の男性は、まったく好みじゃなくて、肌が白い、とか、なよなよした外見、とか、中性的、とか、年齢不詳、とか、社会的に確立したオトナの男、の、持たないような属性が、好みの対象、なのです。

要するに、わたしは、男が好きなくせに、男が嫌い、なのだと、思います。

なのに、そういう相手に、ベッドの上では、いじめられたい、という、ねじれた欲望が、わたしには、あって。

でも、小柄だったり、色白だったりする男の子って、生きやすさ、の、ために、社会的にはやわらかく、女言葉なんか使っちゃったりしているけれど、男性的じゃない、というコンプレックスのせいか、だいたいの場合、ベッドでは、わたしの見込み通りに振る舞ってくれます。

ちなみに、女の子の好みは、背は高ければ高いほどいい、と、言って、やはり小柄なNに「…倒錯してんなあ」と、苦笑された過去が。

女の子の場合は、むしろ、男性的な特徴を備えた相手を屈服させたい、という、歪んだ欲望で見ていることが、多くて、いわゆるかわいらしい女の子、には、これまたあまりそそられません。

とはいえ、むこうから寄ってこられると、ついつい、ということは、あるのですが。そして、わたし自身が、女性としては背が高く、男性的、な部分があるので、寄ってくるのはいつも、好みとは異なる、かわいらしいタイプ。

なかなか、うまくいきませんね。

で、リンク画像のミッチーが好きなのは、そういう好みだから。

親友だけど戦友、な、相手とは
お互い、過去に引きずられないように、なのか
会うのは、ほんとに、たまさかの、こと

この人の空間に関する強い愛は
やっぱり変な賃貸物件とか、ラブホとか
そういうものに当てられたときが
いちばん、キラキラしてる気が、します

で、なんでラブホかというと
あんまり都築さんは関係なく。
あ、もちろんこの本は
とってもおもしろいですよ。

えっと、菊地さんの新サイト…
最初のフラッシュの写真って、これ…

ラ、ラブホですよね？！（ハァハァ）

あ、あの、ベッドの向こうって、
お、お風呂のガラス壁なんじゃ…

…ぶしゅー（鼻血）

http://www.kikuchinaruyoshi.com/

あたいは、でも、ただ脳天気に

恋に溺れているだけじゃないのよ




その証拠に、きのうの昼間は、片方の瞼が

チックで、ずっと、ぴくぴくと痛んでたわ

だって、いろいろ考えるもの




あの人もつきあいはじめには

「かわいい、かわいい、なんでこんなにかわいいのー！」

って、あたいを抱き締めて、ベッドで転がり回っていたのよ




あの彼だって

「神様がぼくに与えてくれたんだと思った」

って、言ってたけど、いまはあたいを恨んでるって、噂を聞くし




遡れば元夫も

「あなたのお世話をさせてください」

って、言ってたのに、結局は、さんざん妨害してくれたもの




だからね、溺れているあたいの内側で、もうひとりのあたいが

冷静に藁をつかもうとして、瞼がぴくぴく、するんだと思うのよ




でも、あたいは楽観的な運命論者だから

ぴくぴくする痛みが収まれば、元の木阿弥なの




どうしようも、ないわね、これじゃ

男の子の心変わりを、責められやしない

欲情しない恋人は恋人と言えるのか、と、いう、自分の中での疑問は、落ち着きつつあります。

彼がわたしに欲情しない、けど、別れたくないというのは、仕事のしすぎであろうと、本心では別れたいけど、愛着とか日常の継続を考えると離れたくない、からであろうと、彼の問題で、わたしがどうにかできる、と、いうことではないし。

わたしが、彼に欲情しないのは、安全装置が働いているようなもので、原因はわかっているから、焦燥感もないし。

ただ、自分のそんな気持ちと体の乖離が、もの寂しいというか、春先の不安な空気と相俟って、軽いメランコリーを、もたらしているのは、事実です。

求めるすべてが集約している、たった1人の人、というのは、幻想にすぎないのか、それとも、恋人もいつかは、彼の言う、「ふつうじゃない精神状態」、から、脱して、欲情という本能を取り戻すのか、それとも、関係の大元となるスキンシップが継続しない相手は、たった1人の人、には、なりえない、のか。

そういう答えの出ない考えごとが、メランコリーの色を、濃くするのです。

と、いっても、そんな春の憂鬱ばかりに巻かれているわけでもなくて、わたしが彼に欲情しない、という安全装置の安全弁は、いまのところ、順調に稼働しています。

さて、どうしてか、わたしのつきあう男の子は、恋人も含め、なぜ、みんなこうも忙しいのかしらん、と思いますが、10年ぶりの彼も、仕事の波にさらわれて、時折、モールス信号のように、生存メッセージが一方的に送られてくるだけ、になっています。

それで、もちろん、そんな遠距離恋愛みたいなロマンチックな関係が、欲情の安全弁になっている、なんていうことは、なく。だいいち、彼・Yとは、10年前も、もともと恋人とかではなく、お互いのつきあっている男の子や女の子との話をスパイスに、肉欲を交換する、という関係だったのですから。

それにしても、あのころ、お互い5人同時進行とかしていて、よく無事に済んだと思います、いろんな意味で。

スイーツ、つまりは、洋菓子へのエロティックな恋着を、前の日記で、はちみつのように、垂れ流しましたが、和菓子に対して、洋菓子のように、『使えない』、から、愛がない、というわけでは、ないのです。
むしろ、もっと隠微なエロティシズムを、和菓子のぎゅうひや羽二重の感触、漉し餡の舌触りに、感じます。

その証拠に、今年のお正月は、花びら餅を、食べなかったことを、とても、悔いています。
花びら餅が、どんなものか、というと、甘く煮た牛蒡を、そのまま、もしくは、薄桃色〜紅色に着色した白味噌餡とともに、真っ白、もしくは、中心が薄桃色の、円形か、楕円形の羽二重餅を半折りにして、包んだものです。
真っ白な羽二重を、うんと薄くして、紅く染めた、白味噌餡の色が、透けて見えるお店も、あります。
ちなみに、牛蒡は、包むお餅の半径より長く、両端から突き出、「深く根を張る=お家安泰」という意味も含まれる、という、とても形が特徴的・象徴的なお菓子です。茶道では、初釜の茶菓子としても使います。

…名前も名前ですが、この和菓子、エロティックだと、思いませんか？

新芽が出るように

と、さわやかには行かない

雪解け水がにじむような

微妙なモテが続いている、困惑

10年ぶりの掌は

さっきまで繋いでいた

みたいに、馴染み

10年ぶりの唇は

先週、合わせて以来

みたいに、暖かく

最初から、頭では、わかっていた

あの人に近づきすぎると

危険、だということは




けれど、今日、その噂を聞いて

危険度の高さを、さらに感じると同時に

死の領域すれすれの、関係に

烈しく、惹かれている自分に、気付いた




情交か、死か

ではなく

情交と死、との、分かちがたい二重螺旋




そのねじれに締め上げられて

倒れたひとたちが

何人も、いる、というのが、その噂

なのに




わたしは、怯えで冷や汗を感じながらも

興奮による汗にも、濡れている

純粋なものが優しい、というのは

思い込みか願望なだけで

真に純粋なものは手を焼いたり

舌を焼いたり

胃を焼いたり。

そういう烈しいものだと、思っています

L’ami d’homme a dire， "Qui l’homme fait la maniere seduisant de parler ".