Aimee、ひさしぶり。
今でもフリマに自作の詩を出品していますか？会うたびに詩を書いておれに見せてきたAimeeをなつかしく思います。

泣きじゃくるAimeeが「これ以上振り回されたくないから別れる」と言って自分から連絡を断ったあの日から、もう24年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。

あ、そうそう、手紙を書いたのには特に理由はないんだ。ただ部屋の掃除をしていたらAimeeからの昔の手紙が出てきたから、なつかしくなって。びっくりさせたかな。

今から考えると、二人の付き合いはめちゃくちゃでしたね（苦笑）。なんだかよく嫉妬されて、女子と話すたびに文句を言われていたように思います。「あの女と話すなら、あの女と付き合えばいいでしょ！」などとわけのわからない理屈を何度も聞かされましたが、不安な気持ちを分かってやれなかった自分を今では反省しています。Aimeeの卑屈なところはあのときのままですか？

そういえばAimeeにとっては初恋だったのかな？だからか、付き合う前から慎重で、いろいろ確認していましたね。「デート代は割り勘？」「キスは付き合って何ヵ月後の予定？」とか質問されて、返答に困ったのを覚えています。探りすぎ（笑）。

まだラブラブだったころ、Aimeeは「私たちが別れるなんて考えられないね」って何度も確認するように言っていましたね。そのたびに「う、うん…」と答えていたけど、微妙にプレッシャーを感じていたのを今でも覚えています。

恋愛を総合的に考えれば、おれはAimeeと付き合えてよかったなぁと思います。いつも不安げで泣き虫なAimeeと付き合うことで、自分が強くなるということを学べたように思えます。

いろいろ書いたけど、おれはAimeeが大好きでした。これからもAimeeらしさを失わず、それとせめて毎日お風呂には入るようにして、新しい誰かと幸せになってください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. 老人のニオイが好きって言ってましたね。今でもそうですか？