キャンディ・キャンディ (1) 講談社コミックスなかよし (222巻)
2016年3月13日 家族・子育て
一年間のネグレクトが終わって、あの人とほかの家族のいる家に引き取られてからは、マンガが禁止になった。それまでは雑誌「なかよし」が許されていたのだが、禁止になって、誕生会に、同情したのだろう友達が、読み終えた直近3号をくれたことがあったが、即、捨てられた。
「古本をプレゼントにもらうなんて、恥なのよ! わかってるの?」
の怒鳴り声付きで。中学の時にはプレゼントのタイツを、
「肌着をもらうなんて、おかしいことなのよ?」
と、やはり捨てられた。女友達の同級生からで、もちろん新品だったのだが。
ほかにもわけのわからないルールで、友達との仲は裂かれ続けた。引っ越す前の友達からの手紙を隠されたり、先に開封されたり。電話をしていれば親子電話で聞かれていたり。
小学六年から高校卒業まで、あの人の支配する家は、ほとんど牢獄だった。今から思えば抑うつ状態だったのだろう、わたしは睡眠に逃げることが多かった。とにかく、よく寝た。
それが気に入らないのか、部屋のカーテンを外され、シャッターのみが目隠しという時期もあった。毎日、ほとほと疲れ果てていて、学校だけが逃げ場だった。
「古本をプレゼントにもらうなんて、恥なのよ! わかってるの?」
の怒鳴り声付きで。中学の時にはプレゼントのタイツを、
「肌着をもらうなんて、おかしいことなのよ?」
と、やはり捨てられた。女友達の同級生からで、もちろん新品だったのだが。
ほかにもわけのわからないルールで、友達との仲は裂かれ続けた。引っ越す前の友達からの手紙を隠されたり、先に開封されたり。電話をしていれば親子電話で聞かれていたり。
小学六年から高校卒業まで、あの人の支配する家は、ほとんど牢獄だった。今から思えば抑うつ状態だったのだろう、わたしは睡眠に逃げることが多かった。とにかく、よく寝た。
それが気に入らないのか、部屋のカーテンを外され、シャッターのみが目隠しという時期もあった。毎日、ほとほと疲れ果てていて、学校だけが逃げ場だった。
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