『ケーキ やけました』 (講談社の創作絵本)
2015年10月15日 家族・子育て コメント (2)
あの人はミュンヒハウゼンなんとかもあったのだろうか。
病気の時は甲斐甲斐しかった。
育児の教科書に載っていそうな、
りんごのすりおろしだの、
梅干おかゆだの、
チキンスープだの、
調理師の沽券にかけて、ということもあるのか、作ってくれた。
でも大人しく寝ていないと、熱があっても叩き起こして
学校に遅刻登校させて、結局学校でリバースして帰宅、とかあったな。
たぶん、自分が支配できてる感が得られるかが基準なんだと思う。
病気のとき以外の料理では、よくケーキを焼いていた。
この木版画の絵本の表紙のような、焼きっぱなしで美味しいケーキ。
そういう「いいこと」が2%くらい、あるのが
こちらがあちらを疎遠にしている罪悪感の素なのだろうと思う。
でも、餌と住処を与えて、散歩にも毎日連れていっているからって、
飼い犬を自分の感情の捌け口として、
蹴ったり殴ったりするのが間違っているのと同じことを
わたしはされてきた。独立してから、ついさいきんまでも。
それを思うとやはり、2%の幸福ではあの酷い思い出は打ち消せない。
病気の時は甲斐甲斐しかった。
育児の教科書に載っていそうな、
りんごのすりおろしだの、
梅干おかゆだの、
チキンスープだの、
調理師の沽券にかけて、ということもあるのか、作ってくれた。
でも大人しく寝ていないと、熱があっても叩き起こして
学校に遅刻登校させて、結局学校でリバースして帰宅、とかあったな。
たぶん、自分が支配できてる感が得られるかが基準なんだと思う。
病気のとき以外の料理では、よくケーキを焼いていた。
この木版画の絵本の表紙のような、焼きっぱなしで美味しいケーキ。
そういう「いいこと」が2%くらい、あるのが
こちらがあちらを疎遠にしている罪悪感の素なのだろうと思う。
でも、餌と住処を与えて、散歩にも毎日連れていっているからって、
飼い犬を自分の感情の捌け口として、
蹴ったり殴ったりするのが間違っているのと同じことを
わたしはされてきた。独立してから、ついさいきんまでも。
それを思うとやはり、2%の幸福ではあの酷い思い出は打ち消せない。
コメント
心穏やかな一年となりますように。
私にももうすぐ試練の日がやって来ます。
なかなか心穏やかに、というのはむずかしいですね……。
れんげさんの試練も、大過なく終えられますよう。