朝から、ネット上のデータが消える
と、いうお知らせに、号泣した

ネットに残された、故人の痕跡って
一瞬で、削除できるけど
思い出のよすがとして
かけがえなくも、あった

けど、あの子が亡くなって、もう、そんなに
時間が流れていたのだ、と

そして、変わらぬ子の姿を残す
ネット上のデータが
前に進まなければ行けない
家族の時間を、引き留めていたのだ、と

一昔前なら、それは抜け殻、として
一蹴されていた、だろうものが
今は、甲冑のように重い

あの子が憧れてもいた
脳の中身をネット上に移し変えられる未来が来れば
この悲しみは、軽くなるだろうか

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