いつもより、おそく、目覚めてみれば、胸元に
薔薇の散ったようなあと、ひらひら、ふたつ
シーツの上には、いくつかの、昨日の名残り

からだじゅうに残る、Eの指の、舌の、肌の感触が
わたしのなかを、締め付けてくる
それは、からだだけ、のことではなくて

からだとこころは、分けて愛することなどできない
と、知ってはいても、ここさいきんの
Eのからだばかり、恋しがる、異常事態に
分裂しそうな自分を恐れていたけれど

会って抱き合って繋がってしまえば
そんな不安は、解けて、どこかへ…

さて、と。
シーツ洗ってきます。晴れててよかった。

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