Le Dernier Enregistrement
2006年5月31日 その他 コメント (2)
若松孝二監督の『エンドレス・ワルツ』は
鈴木いずみ役の広田玲央名も
阿部薫役の町田康(この時はまだ町蔵ですよね)も
やっぱり、はまり役、だった、と
小説版『エンドレス・ワルツ』を読んで、再確認
シド&ナンシーより狂ってる
というのが、映画を見たときの感想だったけど
小説のほうは、鈴木いづみが憑依したかのような
鬼気と狂気が立ち上ってくる書きっぷりでした
著者のその後が、ちょっと、心配なくらいに
なにしろ、狂気に至る過程の説明や描写が
ほとんど、ないのです
いきなり、狂気という洗剤の泡が渦巻く
洗濯機のなかへ、放り込まれる感じ
だから、あまりに展開が唐突で、「え?!」
という部分に、面食らうことも
でも、狂った世界に行ってしまった人にとっては
それが、唐突でもなんでもない、日常なのだと
読み終える時間が進むにつれて、実感されてきます
画像リンクは阿部薫の現存する最後の録音、
『The Last Recording』のジャケット
聞いてみたい気がするけど、ちょっと、怖い
鈴木いずみ役の広田玲央名も
阿部薫役の町田康(この時はまだ町蔵ですよね)も
やっぱり、はまり役、だった、と
小説版『エンドレス・ワルツ』を読んで、再確認
シド&ナンシーより狂ってる
というのが、映画を見たときの感想だったけど
小説のほうは、鈴木いづみが憑依したかのような
鬼気と狂気が立ち上ってくる書きっぷりでした
著者のその後が、ちょっと、心配なくらいに
なにしろ、狂気に至る過程の説明や描写が
ほとんど、ないのです
いきなり、狂気という洗剤の泡が渦巻く
洗濯機のなかへ、放り込まれる感じ
だから、あまりに展開が唐突で、「え?!」
という部分に、面食らうことも
でも、狂った世界に行ってしまった人にとっては
それが、唐突でもなんでもない、日常なのだと
読み終える時間が進むにつれて、実感されてきます
画像リンクは阿部薫の現存する最後の録音、
『The Last Recording』のジャケット
聞いてみたい気がするけど、ちょっと、怖い
コメント
メールをありがとうございます。
さっきがんばって長いメールを書いてお送りしました。
ちょっと考えすぎな内容でしたら、笑って許して下さいましね、どうか。
そして、そのまたお返事、出しました(笑)
どうぞ、よしなに。