Poesie de l’ange de Berlin
2006年4月6日 ex天使とは、デートはできても、生活はできない
ブランコ乗りの求心力に引かれた天使が
色つきの地上に降りてくるように
人間としての熱と肉体を
持ってくれなければ
人間は天使の持つ力や完璧さや華麗さに
いつだって惹かれてしまうけれど
地上にいる天使は?
天使が人間に寄り添ってもよい、と
考えるのは、はたしていったい
どのような思考によるのか
わたしは、天使じゃないから
わからないけれど
でも、天使どうしが、もしかしたら
地上で出会う可能性も
あるかもしれず
そして、天使が人間ではなくて
ねこ、というようなことも
あるかもしれず
それで、天使がしあわせならいいけれど
天使だから、じぶんのしあわせには
もしかして、興味がないのかも
しれないとも思う
ところでぜんぜん関係な(くもな)いけど
「天使とデート」なる作品のあるエマニュエル・ベアールは
洞口依子とか広田玲央名と同分類です、わたしのなかでは。
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