スイーツ、つまりは、洋菓子へのエロティックな恋着を、前の日記で、はちみつのように、垂れ流しましたが、和菓子に対して、洋菓子のように、『使えない』、から、愛がない、というわけでは、ないのです。
むしろ、もっと隠微なエロティシズムを、和菓子のぎゅうひや羽二重の感触、漉し餡の舌触りに、感じます。
その証拠に、今年のお正月は、花びら餅を、食べなかったことを、とても、悔いています。
花びら餅が、どんなものか、というと、甘く煮た牛蒡を、そのまま、もしくは、薄桃色〜紅色に着色した白味噌餡とともに、真っ白、もしくは、中心が薄桃色の、円形か、楕円形の羽二重餅を半折りにして、包んだものです。
真っ白な羽二重を、うんと薄くして、紅く染めた、白味噌餡の色が、透けて見えるお店も、あります。
ちなみに、牛蒡は、包むお餅の半径より長く、両端から突き出、「深く根を張る=お家安泰」という意味も含まれる、という、とても形が特徴的・象徴的なお菓子です。茶道では、初釜の茶菓子としても使います。
…名前も名前ですが、この和菓子、エロティックだと、思いませんか?
むしろ、もっと隠微なエロティシズムを、和菓子のぎゅうひや羽二重の感触、漉し餡の舌触りに、感じます。
その証拠に、今年のお正月は、花びら餅を、食べなかったことを、とても、悔いています。
花びら餅が、どんなものか、というと、甘く煮た牛蒡を、そのまま、もしくは、薄桃色〜紅色に着色した白味噌餡とともに、真っ白、もしくは、中心が薄桃色の、円形か、楕円形の羽二重餅を半折りにして、包んだものです。
真っ白な羽二重を、うんと薄くして、紅く染めた、白味噌餡の色が、透けて見えるお店も、あります。
ちなみに、牛蒡は、包むお餅の半径より長く、両端から突き出、「深く根を張る=お家安泰」という意味も含まれる、という、とても形が特徴的・象徴的なお菓子です。茶道では、初釜の茶菓子としても使います。
…名前も名前ですが、この和菓子、エロティックだと、思いませんか?
コメント
私も、和菓子はだいたいエロティックだと感じています。
色、艶、食感、ネーミング、謂れ…等々。
お月見の団子にしろ、ひな祭りの菱餅にしろ、隠された「意味」が有るらしいです…。
「花びら餅って」、本当に不思議な構成ですよね。
うーん、名前からして怪しい。
>お月見の団子にしろ、ひな祭りの菱餅にしろ、隠された「意味」が
うわぁ、めちゃくちゃ、気になります!
「花びら餅」、ほど、あからさまじゃ、ないだけに。
それにしても性的メタファーというのは、あっちこっちに存在するものだなぁと感じる一方、それを「性的なもの」を感受してしまう自分が単にエロいだけなのかも、という後ろめたさもあり、普段、そういった話題はあえて避けてしまいますね。はい。