性的エクスタシーのことを
フランス語では「小さい死」、
と、言い表わすことがあります。

小さい死と
甘くすべてをとろかすように溶かし込んでしまう
本物の死と
いまのわたしから遠いのはどちらでしょう?

コメント

ぱでぃ
ぱでぃ
2006年1月4日23:19

ジジェクの「脆弱なる絶対」とかを拡大解釈すれば、「大<他者>」の崩壊で性的享楽を得ることが容易になった挙句、いま男たちはメディアなどを通して「性的行動を楽しめ!」と強要されている状況にある。そうなると逆にセックスに対する関心が薄れてしまう。一方相変わらずセックスに対して抑圧的な行動を要求される女性のほうが、セックスを楽しめている。そういう面もあるかも知れませんね。まあ僕自身は、性欲のない男なんてホントにいるの?ってくらい性欲がある方なので、となりに恋人がいてセックスできないなんてすき焼き屋さんに行ったのに今日はガスがないから食べられない、と言われているに等しい状況だと思うので、そっちがその気なら、と別のすき焼き屋さんに行って食べるだろうと思います。たとえが下品ですみません。

Aimee
恵芽
2006年1月5日13:48

ぱでぃさんがジジェクから引いておっしゃっているのは、いわゆるアセクショナルと言われる状況と重なりますね。
ところですき焼きやさんの喩えですが、他のお店開拓をぜんぜんしていなかったので、入るべきお店もない、という状況なのです。あと、それぐらいじゃあまり下品に感じない、のはわたしもオバサンになったのかなあ…

ぱでぃ
ぱでぃ
2006年1月5日15:09

アセクショナルは初耳でした。言語化されているのですね。確かに、ある程度の年になると、肉なら何でもいいわけではなく、そこらの食べ放題の安い肉は食べたくないし、かと言って敷居の高い新しい店を開拓するのは面倒、という状況になってしまいますね。そして満たされない肉への欲求だけが宙に浮くという。すき焼きのことですが、比喩的にも。

Aimee
恵芽
2006年1月5日17:25

アセクショナルじゃなくて、アセクシャルもしくはアセクシュアル、でした。覚え違い(汗)くわしくはこちらで>
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%a2%a5%bb%a5%af%a5%b7%a5%e3%a5%eb

そう、肉は、選ばないと毒になる時代になりましたからねえ。特に、牛肉は…

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索