彼のを舐めてたら

「上に乗って」

というから

(え、もう?)

と、ゴムを手で探ったら


「ちがう、ちがう」

と、笑いながら言われ

彼の顔の上に跨る


管楽器の演奏者が

自分の内側から

音を紡ぎ出すとき、みたいに


その上で女ひとりを

狂乱させているとは思えない

静かな貌で、目を閉じて

彼は舌を使い続ける


そのうち、舐められながら

指を入れられて、腰が動いてしまう

彼の顔を擂り潰すように


快感を感じる領域が拡がって

そして繋がって

どこまでが舌のもたらす

どこまでが指の押し広げる快楽か


頭も、脚の付け根も痺れて

何度も、回線が切れそうなほどの

大容量の、快感が通っていく


いつ、イッたのかもわからず

汗だくのまま、意識を失い

貴重な休日が1/4、終わる

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