あまい心のうちを舌の上でころがして

夜の七時、になんて会えないあなたに

HAPPY/SADなテレパシーをわたしから


大通りを陽に照らされて歩くばかりで

夜の光できらめく姿を見せてない此頃

渋滞中の関係にカーステの悲しい歌を


いいえ、そんなのわたしらしくないわ

赤ちゃんも踊りだすロックのリズムで

わたしと踊るのが、どんなに楽しいか

グッド・バイヴスに乗せて届けるだけ


この街の美しさは楽団、みたいなもの

きっちり決まった日は鳥肌の感動もの

それを聞き取るのに必要なのは、ねえ

ほかのだれとでもないあなたとだけの

新しい恋のルールが指揮棒になった時


「きみみたいにきれいな女の子」って

いつかの週末には言わせてみせるわ

プレイボーイみたいだけど真面目ね

恋を遊ぶことばかり考えてるのわたし


ほんとはもしかしたらずっとむかしに

ディスコで袖振り合ってもつれ込んで

朝までこの街でノンストップで過ごす


それだけの関係だったらパーフェクト

だったのかもしれないけど、なぜか

木漏れ日の合唱に洗われながらいつも

午後のお茶をいっしょに過ごすだけ


いつか12月24日に、とは言わないわ

わたしが欲しいのはそんなんじゃなく

ほんとは恋とは言えないものだから





ピチカート・ファイヴ 小西康陽 福富幸宏 村田陽一 CD コロムビアミュージックエンタテインメント 2001/06/21 ¥3,675
1・スウィート・ソウル・レヴュー
2・東京は夜の七時
3・ハッピー・サッド
4・スーパースター
5・陽の当たる大通り
6・悲しい歌
7・ベイビィ・ポータブル・ロック
8・メッセージ・ソング
9・イッツ・ア・ビューティフル・デイ
10・大都会交響楽
11・恋のルール・新しいルール
12・きみみたいにきれいな女の子
13・ウィークエンド
14・プレイボーイ・プレイガール
15・ダーリン・オブ・ディスコティック
16・nonstop to tokyo
17・パーフェクト・ワールド
18・東京の合唱~午後のカフェで
19・12月24日
2001年3月31日に活動の幕を閉じた、ピチカート・ファイヴ。本作は、TRIADレーベル在籍以降のヒット、全20曲を収めた2枚組シングルコレクションである。
ハッピーでおしゃれなDISC1(93年4月発売)。夜の7時になると、多くのDJがテーマソングのようにかけたDISC1(93年12月発売)。キュートでポップなDISC1(96年3月発売)。松崎しげるのパワフルなコーラスと、軽快なYOU THE ROCKのラップをフィーチャーしたDISC2(2000年9月発売)。ほか、「渋谷系」というカテゴリーを築きあげた、ホットなピチカートが凝縮されている。

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