メインとデザート

2004年11月12日 ex
今日は、ふたりともきちんと、おやすみの週末の一日

と、思ったら、彼は午後、お仕事で出かけるという

ひさびさにふたり揃ってのおやすみは、ボツ。


そう思っていたら、とつぜん彼から、「だっこ」、の、リクエスト

仰向けで、腕を広げている、彼に馬乗りになって

なにげなく、腰から体を重ねていったら

脚の付け根に、彼が当たる。


抱き合っていると、下から、彼が腰を動かし続けるので

首と肩に、しがみついて、声と息を殺してた


つもりが、やっぱりダメ。

困った顔を、彼に向けると、潤んだ目と笑顔から出た言葉は、


「いれる?」


お仕事の前だったら、前までは絶対に


「して」


と、お願いしても、ダメだったのに?

と、ここのところの疑問符が、またよぎるけど

ぽんぽんと服を脱いでいく、昼間の光のなかの

彼の美しいからだに、早く刺されたくて、わたしも服を剥ぐ。


短い時間のあいだに、彼の上で

脚を拡げられ、手首といっしょに掴まれて

自分で動けないかたちで、下から刺される。


そんな、とつぜん、Tボーンステーキを口に押し込まれたように

野蛮なメインディッシュ、みたいなセックスは

恋人となら、とっても、おいしい。


それ以外の関係では、ラズベリーの紅いソースを敷いた上に

パイ皮とカスタードクリーム、生クリームを重ね、フルーツを飾った

デザートみたいなセックスじゃないと、後味が悪いのは、なぜかしら?


関係も、デザートも、どうしても必要じゃないからこそ

それが在るときには、フルに味わい尽くしたい

食いしん坊なわたしのせい?


そういえば、むかしは、デザートだけ食べてても平気だったけど

そして、デザートだけ、食べていられたらとも思ったけど

今は、メインが決まらないとダメ、なのは

やっぱり、加齢のせいかしら。



2004.10.03

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